20年かけて夫婦関係を改善!札幌在住・夫婦修復カウンセラー 実佐(みさ)です。
少し気温が下がった今日。夏も終わりに近づいてますね。
暑いのは大変だけど少し寂しいです。
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さて、私は明日の夕食にカレーを作ります。
理由はしばらく子供が家にいないから。
子供がいないとカレーを作るのはうちの子がカレーを食べられないから。
食べられなくなった原因はズバリ私です。
一時、忙しすぎて夕飯の献立に困っていて、週に1回はカレーを作っている期間がありました。
作れなくてお惣菜やお弁当を買う日もあったんですが、家計のこととか、やっぱり何か作らなきゃとか色んなことの板挟みで料理自体が私にとって苦行でした。
なので一番簡単にできるカレーを作り続けた結果、ある時子供に言われました。
「もうカレーは食べれない・・・」
匂いを嗅ぐのも嫌になっちゃったと申告をうけました。
私の気持ちは罪悪感でいっぱいになりました。
良かれと思って作っていたのに食べるのが辛くなるくらい嫌いにさせてしまったんだと。
子供も限界が来るまで言えなかったんだろうなと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいです。
子供は子供で、母が作った料理を限界が来るまで「嫌だ」「食べれない」って言えずに我慢してたんですよね。
どちらもお互いのためにしてきたことが悪い結果になるなんて。
どちらも決して悪くないのに。
当時は自分のことを責めてしまったり、「毎日必死でご飯を作っているんだから文句言わないで食べてくれればいいのに」という怒りの気持ちも出てしまったんですが、今となってはあの時自分は精いっぱい生活していて仕方なかったと思えるようになりました。
子供も私への愛情で言いたいことを言えなかったんだなと今ならわかります。
今は向こうも大人になったので好きなものを食べて帰って来たりするようになりました。
そして私も食事を作ることにそこまで責任を感じなくても済むようになりました。
子供から親への愛ってすごく大きいですよね。
お母さんが作ってくれたものを、無理して食べて嫌いになっちゃうくらいに。
そういえば、私にも似たようなことがあったな。というお話はこちら↓
父とフライドチキンと私~これも自己犠牲かも?というお話~ - 実佐 心理カウンセラーのブログ
あの時どうしたらよかったのかと今も考えることがあります。
夫や子供たちに、思い切って「料理を作るのが大変だから手伝って」
「一緒に作ってほしい」って言ってみればよかったかな。
正解はないんですけどね。
私はたぶん、どうにかして自分でご飯を作りたかったんですよね。
体力的にも精神的にも辛かったのに。
なれないのに完璧なお母さんになりたかったんです。
でも、どう頑張ってもなれないことを認めたくなかったんです。
完璧なんてありえないし、完璧じゃなくても愛されます。
自分がきちんとできていないな、このままじゃダメじゃないかなと思っているお母さんがいたら、子供はちゃんとお母さんのことを愛してくれてますよ。ってお伝えしたいです。
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読んでいただきありがとうございました。
またお会いできると嬉しいです。
心理カウンセラーの実佐でした。
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