20年かけて夫婦関係を改善!札幌在住・夫婦修復カウンセラー 実佐です。
私の結婚生活のお話第5弾です。
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今回は別居中に私がしたことを思い出しながら書いてみますね。
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別居がスタートした時はこの先どうなるのか不安でいっぱいでした。私はもう1度やり直すために努力する、という意思を固めていました。
そのために根本先生のブログを読みながら自己受容・自己肯定感を上げるという作業に取り組むと決めた私は早速自分のやりたいことに取り組むことにしました。
それに加えて、夫の手放しも並行して取り組みました。
例えば・・・
①ケーキを好きなだけ食べる
え、そんなこと?ということなんですが。
甘いもの好きの大人なら1度はしたことがあることかもしれません。
私には、ケーキは家族のお誕生日にホールで買って食べるか、特別な日にショートケーキを1人1つずつ食べる物という観念があったんですね。
でもその日私はどうしてもケーキを何種類もいっぺんに食べてみたいという衝動にかられ、ケーキ屋さんへ。
ショーケースに並ぶケーキを見て食べたいと思うものを3つ(ホールじゃないですよ)選んで買いました。
少し遅い午後のおやつにケーキを口いっぱいに頬張ると言い尽くせない達成感が!
それまではお金を気にしてできなかったことを思い切ってできたことに自分でも驚き、そして夢が叶ったという幸福を味わいました。
ちなみにその日は夕飯を食べる気にならず「今日は母さんご飯は作りません」と宣言してのんびり過ごしました。
②職場の近くのビジネスホテルに1人で一泊する
完全に一人になる空間が家にはなかったけれども、本来一人が好きな私は一度一人でどこか(温泉・高級ホテルなど)に泊まってみたいという願望がありました。
子供が大きくなってくれたからできたことでもあります。
ちょうど勤め先は繁忙期で疲れてもいました。
ちょうどいい機会だから何も考えずにぼーっとしたいという気持ちに正直に行動することにし、実行。
仕事の後にホテルにチェックインした私は本当に何もせず、ホテルでただぼーっとして過ごしました。
泊まった次の日も仕事だったので、ただただ体を休めるために時間とお金を使った経験です。
③ピアスの穴をあけた
笑われてしまうかもしれませんが、40過ぎて両耳にピアスの穴をあけました。
若いころからずっと憧れはあったものの、”痛そう”という単純に怖い気持ちと、年齢を追うごとに”今更・・”という恐れがあって開けられませんでした。あと、”ピアスを開けると人生が変わる”と言われたりしましたよね(世代?)。
一番大きかったのは高校生の時に母から言われた「親に貰った体に穴をあけるなんて(考えられない)」という発言を聞いてから自分の中の禁止事項として心に刻まれていた感じがします。
実際に開けてみると痛みもなく、何かが大きく変わることもありませんでした。ピアスやイヤリングをつけている女性は大人でお洒落というイメージがあり、少し近づけた気持ちになりました。
(私自身は服装や外見には今でも無頓着です)
※ここまでは数年前からちょびっとずつ自己肯定感を上げ、自己受容するという事を目 的に行動して来て、その時点でできる最大限の自分へのおもてなしという風に思っています。
④夫への執着を手放す作業
夫への手放しのワークをしました。
根本先生の『本気の手放しワーク』というセミナー動画があるのですが、これを見ながらのワーク。
執着という言葉を知っていても、どういう状態なのか、自分の状態が執着なのかはこの時はよく分かっていませんでした。でもこのワークは”やったほうがいい”という直感が働き、DVDを購入。
この動画で最初にするのはかなり時間をかけてお恨み帳を書くという作業。
セミナー動画では1時間くらいの時間だったと思いますが、それでは書ききれず、何日かに分けて書きました。
まあお恨み帳なので夫に対しての負の感情を書き出していたわけです。
”●ね”とか”●ね”とか”●ね”とかですね。
もう何日目だろうというある日の夜、ローテーブルに正座をして書いていたのですが、足が痛くなって布団に寝っ転がり、ノートを広げて泣きながら書いていた時に最後に出てきた言葉で衝撃を受けました。ブーメランが返ってきた感じとでもいうのでしょうか。
それは
「一緒に子育てしてくれてありがとう」
という言葉。
あんなに”何もしてくれない”と思って20年を過ごしてきたのに、その言葉が自分から出てきた時の衝撃は、数分動けなくなるほどでした。
恨みを書いていたはずなのに、最後は”ありがとう”という言葉が出てきたのは奇跡のような出来事でした。
⑤父親を手放す作業
夫に父を重ねている(投影と言います)自覚があったので”これはやらなければ進めない”とずっと前から思っていたのにできていなかったことでした。
夫の時と同じく、『本気の手放しワーク』の動画をもとに手放す作業をし、心が軽くなったことを覚えています。
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ここに書いたのは1年弱の別居期間にした主だったことです。
現在別居中の方がこれをしたら修復できますよ!ということではありませんが、何かの参考や励みになればと思い書いてみました。
手放しワークは辛い作業なので暗い気持ちになることも多かったですし、不安感も常に自分の体中に付きまとっていました。
そんな中、できるだけ自分の良いところも悪いところも認め、前に進むことを考えて過ごしているうちに心が穏やかになっていった感覚がありました。
カウンセラーになるための講座の中で「人と人(の心)は潜在意識や無意識の奥深くでつながっている」ということを習います。
できる限り明るい気持ちでいることを心掛け、周りの人への感謝の気持ちをもって過ごそうと思っていたら、それが夫にも、子供たちにも連鎖のように伝わったと私は思っています。
根拠はないし、論理的な説明もできないのですけど。
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その後、夫ふとしたことがきっかけで自宅に戻ってきました。
そこから理由があって引っ越しをしてまた完全に同居となるまでに少し時間がありましたが、また一緒に暮らすことになりました。
そこからもすぐにうまく行ったわけではないのですがどうにか前に進むことが出来ました。
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続きはこちら。(いよいよ次回が最終章!)
読んでいただきありがとうございました。
またお会いできると嬉しいです。
心理カウンセラーの実佐でした。
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