バレンタインの思い出~別居中の夫にチョコを渡しに行ったお話~

こんばんは。

20年かけて夫婦関係を改善!札幌在住・夫婦修復カウンセラー 実佐です。

 

明日はバレンタインデーですね。

ちょっと思い出したのでタイトルのとおり、別居中のバレンタインエピソードを書いてみようと思います。

 

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まだコロナになる前の話です。

当時、何年もずっと喧嘩を繰り返していた私たち夫婦が、もうにっちもさっちも行かなくなり、前の年の秋口から夫が家を出る形で別居していました。

 

私は別居が始まる前から修復すると決めてはいたのですが、夫とどう話していいのか全く分かりませんでした。ごくたまに、短い電話やメールのやり取りをするだけの関係。

そして、修復はしたいけど、別居して相手の顔を見なくて済むようになって少しほっとしてもいました。

何せ一緒にいると息がつまって仕方がない状況だったんです。

それだけ癒着していたのだと思います。

 

相手の気持ちがどう動くかわからない別居中というのはとにかく不安でした。

ただ、自分はまた一緒に暮らせるように頑張ろうと思っていた状態でした。

そのためには今は自分のことに集中しようと決めて、自己肯定感を上げ、自分軸を取り戻す方法を根本先生のブログを読み漁りながらいろいろと試していました。

 

例えばこんな記事とか読んでました。

2ヶ月ほど前に、夫から離婚申し入れがありました。 | 心理カウンセラー根本裕幸

 

そんな中、夫も”離婚したいわけじゃないけど一緒にいるのが辛い”という状況なのは何となく感じていました。

 

なので、近からず遠からず、たまーに電話やメールで当たり障りのない会話をするということを続けていました。内容は大体子供のことが多かったですね。

2人の共通の話題がもうそれしかなかったというのもあります。

 

夫と別居し、どう関わっていいのか模索していた時に、「(別れたくないっていう割には)全然会いに来ないよね」ということを電話で言われた私は、仕方なく(?)じゃあそろそろ会いに行ってくるかと重い腰を上げ、会いに行くことにしたわけです。

 

いやいや、最初に出ていくって言ったのあんたじゃん(怒)

という気持ちもありましたけど。

 

それがちょうど2月で、バレンタインの直前でした。

 

会いに行くことが決まった次の週末に、バレンタインが近いことに気づいた私は友人を誘ってデパートのチョコレート売り場へ。

ちなみにそれまで、スーパーでしかバレンタインチョコなんて買ったことなかったですね。イベントにあまり興味のない私は「まあ、形だけあげとけばいいでしょ」とか思ってたわけです(;^_^A(本当にそういうところ)

 

自己肯定感を上げるという取り組みの中、ちょっとだけ自分や家族にお金を使ってもいいかなと思い始めていたということもあって、どうせなら喜ぶものあげようと思ったんです。

結局いつでも変える物を買ったんですけど、好きだからこれがいいかなというものに決定。(●OYCE’のチョコレート最高!)

 

約束の日、一人暮らしの夫の家に行き、ぎこちなく会話をしてチョコレートを渡しました。

受け取った夫のほうもなんて言っていいかわからないという顔してました。

非常に気まずい空気が流れ、耐えられなくなった私は

「そろそろ帰るね」と言って立ち上がってコートを着て家を出ようとしました。

 

でも、私その時、駅までの道がよくわからなくて(GoogleMAP使えばいいのに)、、

結局駅まで一緒に行ってもらいました。

その時もやっぱり子供の話をしていた気がします。

 

緊張していたせいか、ものすごく疲れました。

そして、駅からどうやって帰ったのか、その後家に帰って何をしたのか、全然覚えていません。

 

 

*

明日大切な人にチョコレートを渡す皆さんの愛がお相手に伝わりますように、応援しています。

もちろん私もこの時ほど気合の入ったものではないですがちゃんと渡しますよ(^^♪

 

それでは読んでいただきありがとうございました。

またお会いできると嬉しいです。

心理カウンセラーの実佐でした。 

 

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