20年かけて夫婦関係を改善!札幌在住・夫婦修復カウンセラー 実佐(みさ)です。
被災地の皆様に心からお見舞い申し上げます。
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前回の記事で2023年の後半は気持ちが落ちてましたー。というお話を書きました。
調子の悪くなった原因って何だったのかなと考察してみたところ、母親業も終盤だと感じたときに寂しさを感じたことが一因だと気付きました。そんなお話です。
きっかけは、まだ家にいる第二子(自立はしていませんが成人です)のご飯問題でした。
春から夏ごろにかけて、夕飯不要の連絡がなく帰りが遅くなることがしばしばありました。
”夕飯いらないなら連絡してほしい”ことは本人には伝えていましたが、
「忘れてた」とか「明日食べる」という返事ばかり。
私はご飯を作るという使命(!)から、遅くとも7時くらいまでには帰宅して夕飯を作るという生活をずっと続けていました。
自分が友人と会ったり、寄り道して帰りたいときはご飯は各自食べてほしい、と家族に毎回連絡するようにしていました。
なので、食べないなら急いで帰ってきてご飯作らなくてもよかったのに!とイライラすることが増えてました。
でもある時ふと”もうそんな必要ないんだな”と気づいてしまったんです。
(ここに至るまでに家族間で色々ありましたが割愛します)
私がいなくても家族はご飯の準備を自分でできるわけです(当たり前)。
なので、作りたくない時は作らないと家族に宣言しました。
その後私に襲い掛かってきた感情は「虚しさ」「寂しさ」でした。
もっというなら
「今まで自分のしてきたことって無駄だったのではないか」
という感覚です。
無駄なわけはないんですけどね。
お役御免になった途端に虚しさが襲ってきたような感覚でした。
そして、
「私のためには誰もご飯作ってくれないのに」という依存心があふれ出てきました。
(もちろん家族がご飯を作ってくれる時もあります)
この依存心を家族にぶつけてしまっていました。
いや~やらかしましたね。
ここ数年、自分の心と向き合っていく中で、”自分の人生を楽しむ”ことも大事だなと思い、趣味や楽しみも見つけてきたり、一人で過ごす時間も楽しんできたはずでした。
なのに急に虚しく感じてしまったんです。
それまでは、自分が子育て終盤でこんな虚しさや寂しさを感じることはないと思っていました。
子供が成長したことで虚しさを感じたのは
”子供や夫ありき”の人生を生きてきたから”だと思います。
母親ではない自分に存在価値を見出せなくなってしまっていました。
母親になったら生活はどうしても子供中心になります。
それを20年以上してきたのですから、子供が成長して何かしてあげる必要がなくなったら嫌でも虚しさや寂しさを感じてしまうんでしょうね。
今は虚しさや寂しさを感じたことを自分が頑張った証拠なんだと思うようにしています。
今子育て中の皆さん、頑張りすぎず子育て楽しんで下さい!
読んでいただきありがとうございました。
心理カウンセラーの実佐でした。