20年かけて夫婦関係を改善!札幌在住・夫婦修復カウンセラー 実佐(みさ)です。
お盆を過ぎて夏も終わりに近づいていますがいかがお過ごしですか。
まだまだ暑い、という地域の方もいらっしゃるかもしれないですね。
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夫婦として一緒に生活していると、家事のやり方や子供のお世話の仕方から、何から何まですり合わせていかないといけないですよね。
そんな時に”私のやっているやり方の方が正しい””私と同じやり方でやってほしい”と思ってしまうものです。
私もそうでした。何なら今もそう思うことも多いです。
例えばうちの夫は食器を洗う時に出す水道の量が多いので、洗い終わった後水回りがべちゃべちゃになるし、着ている服も濡れてしまうタイプなんです💦水道代も気になる!
こんな時、10年前の私だったら、不機嫌な顔でガミガミ怒ってました。
「なんで私の言ったとおりにやってくれないの」
「もっとこうした方がいいよ」
という感じでこめかみに血管が浮き出てました。
当然夫はやる気をなくして、次から食器を洗ってくれなくなるわけです。
夫からしたら、たまにやる気を出して手伝ったのにダメだしされたらやる気なくなっちゃいますね。
お仕事を思い出してほしいのですが、職場で後輩に仕事をやってもらった時に、気になるところがあったときに、いきなりダメ出ししないですよね。
やってくれたことに感謝したり、いいところを褒めてから「もっとこうしたらいいよ」「ここは○○に変更してね」とか指摘事項を伝えると思うんですよ。
それと同じなわけです。
夫婦は距離が近いから、つい最初から自分と同じやり方を求めてしまうけど、お互い別の人間だということを意識していくと喧嘩も減ると思います。
私たち夫婦の場合は、その後私が自分の精神面を整えていった結果、
”まあ水道くらいいいか”と思えるようになってきました。
これは
1.「自分が正しいとは限らない」ということを理解できるようになった。
2.相手が自分とは違う人間だと理解できるようになった。
この2つが出来るようになったから。
1.「自分が正しいとは限らない」
この文章を読むとそんなの当然、て思いますよね。
でも夫婦になると価値観が一緒、相手も私も同じことを考えているはず、という謎の思い込みが出てきたりします。私がそうでした。
なので、自分が今まで生きてきて獲得した一番いい方法をルール化し、相手に押し付けちゃう。
結果夫婦関係に亀裂が入ることってよくあることだと思います。
これやってしまってるな、と気づいたら手放せますよ。
2.相手が自分とは違う人間
これも頭ではわかってます!という人が多いと思うのですが、いざ生活すると同じことを相手に求めてしまったりします。
似た感覚、価値観を持っているからこそ夫婦になったはずだから、夫との間に境界線が引けなくなっちゃうんです。
”私は私、夫は夫”という感覚が本当に大事になってきます。
ちょっとずつでもこの2つを意識すると関係が良くなると思いますよ。
とはいえ、私もいまだに、
「そんなに水道出さなくてもいいんじゃない?」
って言っちゃうときもありますけどね。
まだまだです。
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実佐でした。
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